
大きな岩があるとか、磐座とか聞くと、
ついワクワクしてしまいます♡
一千年前の延喜式神名帳に記載される大国主西神社が
この越木岩神社ではないかともいわれている古社です
ご拝殿

ご祭神:蛭子大神(えべっさん)
お子様を授かったことに感謝すると共に
健康に育つよう祈願する泣き相撲の神事も行われています
ご神体は本殿後方に鎮座する
周囲約40m・高さ10mの大怪石(花崗岩)です
さっそく、いってみましょう♡

本殿の右脇の岩社参道を進みます

左側に
大国主西神社

ご祭神:大地主大神
大国主大神の異なる神名の一つ「大地主大神」は、
大地を守護する神格・神徳によるもの
石造りのお宮がかっこいいです!
階段を上っていくと
「甑岩(こしきいわ)大神」の扁額

目の前に見えるお社は
岩社
ご祭神:ご祭神:市寸島比売命(イチキシマヒメ)
甑岩神祠・巌島神社の御分霊
女性守護・安産・子授けの神さま

甑岩・・・大きすぎて、画角におさまりません💦
一周ぐるりを回れるのですが
近くて見ると、もうこんな感じです

このりっぱな岩には、不思議な力をもつ民話があります
大阪城の石垣を築く工事が始まった頃
あるお殿様が、この甑岩に目を付け城の石垣にするため
切りだそうとしました
甑岩の村の人たちは心配し
「この岩は昔から白い龍が住み着いている神さまの岩だ。
これを割って、ここから運び出すようなことをすれば、
どんなたたりがあるやもしれん。お願いです。おやめ下さい。」
と願い出るも聞き入れてはもらず、、、
ノミを打つたびに火花が散ります
だんだん激しくなり、そのうちに岩の裂け目から白い煙が吹き始めました
おそろしい事が起こるに違いないと思う間もなく、
その煙が白色から黄色へ、そして赤に、それから青、黒へと変わり、
それらが入り交じって、ものすごい勢いで音を立てて吹き出しました
その熱気は、不思議な力をもっていて石切職人達は手足をふるわせ、
苦しみもだえ、斜面を転がり落ちました。そして、やがて息絶えてしまった
その様子を見た役人達も、さすがに震え上がり、命からがら逃げ出しました
その当時、切り出そうとして付けられた刻印が残っています

自然の偉大さに畏敬の念がわいてきます
この続きは、また次回に